夜、ベッドに入っても目が冴えてしまう。明日早いのに眠れない…。そんな経験、誰でもありますよね。
そんな時に“お守り”的に使えるのが、睡眠サポートのサプリメント。
今回は「科学的にもちゃんと効果があるよ」と言われている成分を中心に、わかりやすくご紹介していきます！
1. リラックスの王様【GABA】
GABA（ギャバ）は、もともと人間の脳内にもある「抑える」働きのある物質。
ストレスが強くて眠れない時、このGABAを補ってあげると、心がスーッと落ち着きやすくなります。
実際にGABAを摂った人は、ストレスホルモンが減ったり、心拍数が落ち着いたという研究結果も。
さらに、入眠までの時間が短くなったというデータもあって、「寝付きが悪い」タイプの人にはけっこう頼れる存在です。
💡【注意点】GABAのサプリを摂る前に、他のお薬を飲んでいる方や持病がある方は、医師に一度相談を！
2. 体の中から“おやすみモード”【グリシン】
グリシンはアミノ酸の一種で、「体温を下げてくれる」ちょっと不思議な成分。
人間って、眠くなるときに体温が少し下がるんですが、それをサポートしてくれるのがこのグリシンです。
研究では、グリシンを寝る前に摂った人が「ぐっすり眠れた」「朝の疲れが軽くなった」と報告されています。
睡眠の“深さ”に悩んでいる人にぴったり。
3. お茶のチカラでぐっすり【テアニン】
テアニンは緑茶に含まれている成分で、α波という“リラックス脳波”を増やす働きがあります。
カフェインとは真逆で、心を落ち着けてくれるんですね。
「緊張しやすくて寝つきが悪い」「考え事しちゃって寝られない」タイプにはテアニンがオススメ。
睡眠薬のような強さはないけど、優しく寄り添ってくれる感じです。
4. 眠りの司令塔【メラトニン】
メラトニンは体内で作られる“眠りホルモン”。
夜になると分泌されて、「そろそろ寝ようか〜」と脳にサインを送ってくれます。
時差ボケや夜勤などで体内リズムがズレたときには、メラトニンのサプリが特に効果的。
ただし、メラトニンはホルモン系なので、長期使用や他の薬との併用には注意が必要です。医師の確認を必ず取りましょう！
5. ハーブの力で自然な眠り【バレリアン（セイヨウカノコソウ）】
バレリアンはヨーロッパでは昔から「ナチュラルな睡眠サポート」として使われてきた植物。
GABAと関係する脳の部分に働きかけて、心を落ち着けてくれます。
特にストレス・不安からくる不眠に効果があるという報告も多く、自然派志向の人に人気です。
ただし、まれに副作用（眠気、めまいなど）が出ることがあるので、使い始めは少量から＆医師と相談を。
サプリを選ぶ時のポイント
- 自分のタイプを知ることが第一歩！
→「寝つきが悪い」「途中で起きちゃう」「朝スッキリしない」など、自分の悩みに合わせて選びましょう。 - 生活習慣の見直しも忘れずに。
→ サプリはあくまで補助です。スマホを寝る前にやめたり、寝室を暗く静かにしたり、小さな工夫も大事。 - 体質や体調に不安がある人は、必ず医師に相談を！
→ 特に他の薬を飲んでいる場合、サプリとの相互作用があるかもしれません。
おわりに：サプリは「味方」だけど、全てじゃない
サプリメントは、眠りの質を上げるための“お助けアイテム”としてとても心強い存在。
でも大切なのは、自分のリズムや心身のバランスを整えることです。
焦らず、ゆっくり。
あなたのペースで、今日よりちょっと良い眠りが手に入りますように。
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