そもそも御免与尋常小学校ってどんな学校?
2025年の前期朝ドラ「あんぱん」に登場する、ちょっとユニークな名前の学校「御免与尋常小学校(ごめんよじんじょうしょうがっこう)」。実はこれ、実在する高知県南国市の後免野田小学校がモデルなんです!この学校、あの「アンパンマン」の生みの親・やなせたかし先生の母校で、彼の幼少期のエピソードが、朝田のぶ先生の物語と重なっているってわけ。明治〜大正のノスタルジー漂う校舎の雰囲気や、子どもたちとの温かいやり取りが胸を打つシーンの数々。朝ドラファンなら、見逃せない舞台設定ですよ!
ドラマの世界をリアルに再現!ロケ地は茨城県大子町の旧上岡小学校
「あんぱん」の御免与小のロケ地として実際に使われたのは、茨城県久慈郡大子町にある旧上岡小学校。この校舎、なんと明治時代に建てられた超レトロな木造建築で、現存する数少ない当時の校舎のひとつ。白いペンキの外壁に、広々とした教室、ギシギシ鳴る床板…まさに“あの時代”を体感できる貴重なスポットです。現在は観光名所として一般公開されており、ドラマの撮影セットそのままの空間で写真も撮れちゃう!ロケ地巡りが好きな人にはたまらない、映えスポットです。
モデルとなった後免野田小学校とやなせたかし先生の関係
高知県南国市にある後免野田小学校は、御免与尋常小学校のモデル。ここは、やなせたかし先生が幼少期を過ごした学校であり、彼の価値観や人間観を育てた原点の場所でもあります。「正義とは何か?」を問うアンパンマンの哲学は、この学校での原体験にルーツがあるとも言われています。朝田のぶが生徒たちと向き合い、成長していくドラマの流れには、やなせ先生の“人を信じる力”が反映されているのかもしれませんね。
<後免野田小学校の場所>Googlemap
https://maps.app.goo.gl/18rE146TBJgva9gh6
尋常小学校って何?日本の教育制度の歴史をひもとく!
「尋常小学校」って言葉、最近の若い世代にはあまりなじみがないかもしれません。これは、明治19年(1886年)にスタートした義務教育制度における初等教育機関の名前。通常は4年制(のちに6年に延長)で、教科には国語、算術、修身(道徳)、体操などがありました。ドラマでは、主人公が国語や体操を教える場面が出てきますが、これは実際の教育内容ともピッタリ一致。時代背景を知ると、より一層ドラマに感情移入できるかも!
教育ドラマとしての「あんぱん」の魅力
「あんぱん」は単なるパン職人の物語じゃありません。主人公・朝田のぶの教員としての奮闘や、生徒との触れ合いを通じて、“教育とは何か?”を深く考えさせられるヒューマンドラマでもあります。いじめや貧困など、当時のリアルな社会問題に向き合いながら、のぶ先生が愛と根気で子どもたちを導いていく姿には、視聴者もグッと胸をつかまれます。御免与尋常小学校は、そんな感動シーンの舞台として大活躍してるんです。
実際に行ってみよう!御免与小のロケ地&モデル地情報
- 旧上岡小学校(茨城県久慈郡大子町)
アクセス:常陸大子駅から車で約15分。入場無料、撮影OK。
おすすめポイント:白壁の校舎、木造廊下、ドラマの世界観そのまま! - 後免野田小学校(高知県南国市)
アクセス:JR後免駅から徒歩圏内。現在は統合により廃校済み。
おすすめポイント:やなせたかしファン必見の聖地!
ロケ地めぐりをすれば、ドラマのワンシーンがよりリアルに感じられること間違いなし!
まとめ:御免与尋常小学校を入口に、朝ドラ「あんぱん」をもっと深く楽しもう!
御免与尋常小学校は、ただの舞台設定じゃありません。やなせたかし先生の原点であり、教育の歴史を映し出す象徴でもあり、朝田のぶの成長物語に欠かせない場所。ドラマを観るだけじゃもったいない!ロケ地やモデル校に実際に足を運んで、“あの世界”を肌で感じてみてはいかがでしょうか?あんぱん片手に、心温まる旅、してみませんか?
コメント